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ねんきんネットでできること|年金記録・見込額の確認と、国民年金の控除証明書を電子で受け取る方法

この記事のポイント
  • ねんきんネットは、日本年金機構の自分の年金情報を確認・手続きできるサービス。年金記録、将来の見込額、電子版「ねんきん定期便」などをいつでも見られる
  • 登録方法はマイナポータルとの連携(マイナンバーカード)と、ユーザIDの取得(基礎年金番号)の2つ
  • 見込額は、クリックだけの「かんたん試算」と、働き方や受け取り始める年齢を変えられる「詳細な条件で試算」がある
  • 国民年金保険料の控除証明書は、事前に電子送付を希望しておくと電子データで受け取って確定申告に使える(電子送付の人には書面は郵送されない)

ねんきんネットとは

ねんきんネットは、日本年金機構が提供している、自分の年金情報の確認や各種手続きができるサービスです。パソコンやスマホから使えます。会社員から独立した人、転職をくり返してきた人、国民年金の免除や猶予を受けたことがある人は、自分の記録が正しくつながっているかを確かめる手段として役に立ちます。

日本年金機構の案内では、主に次のことができます。

できること内容
年金記録の確認これまでの加入記録(国民年金・厚生年金)を確認できる
年金見込額の確認将来受け取る年金の見込額を試算できる
電子版「ねんきん定期便」郵送の「ねんきん定期便」と同じ内容を画面で確認できる
通知書の確認年金の受給者向けの振込通知書・額改定通知書・公的年金等の源泉徴収票などを確認できる
届書の電子申請一部の届書を電子で申請できる
持ち主不明記録の検索まだ誰の記録か分かっていない年金記録の中に、自分のものがないかを検索できる

登録の方法は2つ

ねんきんネットを使うには、最初に利用登録が必要です。方法は次の2つです。

方法必要なもの特徴
マイナポータルとの連携マイナンバーカード、メールアドレスねんきんネットのユーザIDがなくても使える
ユーザIDの取得基礎年金番号、メールアドレス「ねんきん定期便」などに載っている17桁のアクセスキーを使うと、その場でユーザIDを取得できる

マイナンバーカードを持っている人は、マイナポータルとの連携が手軽です。手順は次のとおりです。

  1. マイナンバーカードでマイナポータルにログインする
  2. トップページの「年金」を選び、「連携をはじめる」を選ぶ
  3. ねんきんネットの利用規約を確認し、「同意して次へ」で連携する
  4. 「年金」ページの「ねんきんネットTOP」から開き、メールアドレスを登録する
  5. 届いたワンタイムパスワードで認証すると、利用を始められる

日本年金機構の案内では、マイナポータルからの初回の利用登録ができるのは平日の午前8時から午後11時までです。基礎年金番号を持っていない人などは利用できない場合があります。

将来の年金見込額を試算する

ねんきんネットの見込額の試算には2種類あります。

  • かんたん試算:画面のクリックだけで試算できる。今の加入条件が60歳まで続くと仮定して計算される
  • 詳細な条件で試算:今後の働き方、年金を受け取り始める年齢、納めていない保険料を今後納めた場合などの条件を自分で設定して試算できる

「会社員を辞めてフリーランスになったら」「免除を受けた期間の保険料を追納したら」といった条件で比べられるのが便利です。追納のしくみは国民年金保険料の追納で解説しています。

国民年金保険料の控除証明書を電子で受け取る

自分で国民年金保険料を納めた人は、年末調整や確定申告で社会保険料控除を受けられます(自分で払った国民年金・国民健康保険は年末調整で控除できる)。そのときに必要な「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」は、ねんきんネットで電子送付の希望を登録しておくと、電子データで受け取れます。

日本年金機構の案内では、令和8年分の控除証明書の送付時期は次のとおりです。

納付した時期電子データ書面(郵送)
2026年1月1日〜9月30日2026年10月16日から10月下旬にかけて順次2026年10月23日から11月上旬にかけて順次
2026年10月1日〜12月31日(上の対象者を除く)2027年1月下旬から順次2027年2月上旬

電子データの送付対象になった人には、書面は郵送されません。受け取ったデータは、マイナポータル経由で e-Tax の確定申告に使えます(マイナポータル連携の事前準備)。年末調整で使う場合は、電子データで受け付けてもらえるかを勤め先にあらかじめ確認しておくと安心です。

控除証明書を失くした・届かないときは、ねんきんネットの「通知書の再交付申請」から申請できます。日本年金機構の案内では、申請の受付から発送まで1週間程度かかります。年末調整の締め切りが近い人は早めに手続きしましょう。

使うときの注意点

  • 不審なメールに注意:日本年金機構を名乗る不審なメールが確認されていると、日本年金機構自身が注意を呼びかけています。メールのリンクから開かず、公式サイトやマイナポータルから開く習慣をつける
  • 登録したメールアドレスを使い続ける:電子版ねんきん定期便の更新などの案内はメールで届く。アドレスを変えたら登録も変更する
  • ログインの安全性を高める:年金記録は大切な個人情報。マイナポータルやメールのアカウントには、パスワードの使い回しをやめて多要素認証も設定しておく(パスワード管理ツールを使うべき理由と選び方)

まとめ

  • ねんきんネットで、年金記録・見込額・電子版ねんきん定期便・通知書を確認できる
  • 登録はマイナポータル連携(マイナンバーカード)か、ユーザIDの取得(基礎年金番号、アクセスキーがあれば即時)
  • 見込額は、働き方や受け取り始める年齢を変えて試算できる
  • 国民年金保険料の控除証明書は、電子送付を希望しておくと電子データで届き、e-Tax に使える。紛失時は再交付申請(発送まで1週間程度)

この記事は 2026年11月時点の日本年金機構の公表情報にもとづく一般的な解説です。画面や受付時間、送付時期は変わることがあるため、最新の情報は日本年金機構の「ねんきんネット」のページでご確認ください。

参考にした情報

この記事を書いた人:知るLab編集部

税金や制度に関する記事は、国税庁・各省庁・自治体などの公的情報をもとに作成し、参考にした情報源を記事内に記載しています。記事の作成には AI を補助的に活用しています。編集方針

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