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確定申告書等作成コーナーの「入力データの一時保存」|途中から再開する方法と、翌年に前年のデータを使う方法

この記事のポイント
  • 作成コーナーは、作成画面の下にある「入力データを一時保存する」で、入力の途中を拡張子「.data」のファイルに保存できる
  • 続きを作るときは、トップページの「保存データを利用して作成」→「作成再開」で .data ファイルを読み込む
  • 翌年は同じメニューの「新規作成」で前年の .data を読み込むと、税金の計算に影響しない項目を前年分から引き継げる
  • 保存したファイルをダブルクリックで直接開くと、壊れて使えなくなるおそれがある。読み込みは必ず作成コーナーから

一時保存が役に立つ場面

副業の確定申告は、源泉徴収票・支払調書・経費の集計・控除証明書など、そろえる書類が多く、1回で入力し終わらないこともよくあります。国税庁の「確定申告書等作成コーナー」には、入力の途中をパソコンやスマホにファイルとして保存し、あとから続きを作る機能があります。

保存したデータは、提出したあとも翌年の申告で再利用できます。申告の全体の流れは確定申告の流れで、事前にやっておく設定はマイナポータル連携の事前準備で解説しています。この記事では、データの保存と読み込みに絞って説明します。

入力の途中で保存する方法

国税庁のよくある質問では、保存の手順は次のように案内されています。

  1. 「申告書等の作成」画面以降で、作成画面の下にある「入力データを一時保存する」を選ぶ
  2. 「確定申告書データの保存」画面の案内に沿って、データを保存する

保存されるのは、拡張子が「.data」のファイルです。このファイルは作成コーナー以外では読み込めません。中身を見たり編集したりするためのものではなく、作成コーナーに戻すための「続きのデータ」と考えてください。

入力に時間がかかりそうなときは、区切りのよいところでこまめに保存しておくと、ブラウザを閉じてしまったときもやり直しが少なくて済みます。

保存したファイルはどこにある?

「保存場所が分からない」という問い合わせは多いようで、国税庁のよくある質問に専用の項目があります。要点は次のとおりです。

使っている端末保存場所の目安
Windows パソコン保存先を指定せずに「保存」した場合は「ダウンロード」フォルダ。エクスプローラー(Windowsキー+E)を開き、左側の「ダウンロード」で確認できる。保存先を指定した場合はそのフォルダ
Mac同じく「ダウンロード」フォルダ(確認の手順は Windows と異なる)
iPhone「ファイル」アプリで、保存先(このiPhone内・ダウンロード・iCloud Drive など)を開く。再開用データは「r●syotoku.data」という名前
AndroidGoogle Chrome の右上の3点メニュー →「ダウンロード」。再開用データは「r●syotoku.data」という名前

Windows でどこに保存したか分からなくなったときは、エクスプローラーで「PC」を選び、検索ボックスに *.data と入力して探す方法が案内されています。見つかったファイルは「ファイルの場所を開く」で場所を確認します。

国税庁は、検索結果のファイルを直接クリックして開くと、ファイルが壊れて使えなくなるおそれがあると注意しています。.data ファイルは開かずに、場所だけ確認してください。

続きから再開する方法

保存した .data ファイルを使って、入力の続きを作る手順です。

  1. 作成コーナーのトップページで「保存データを利用して作成」を選ぶ
  2. 保存データを利用するメニューで「作成再開」を選ぶ
  3. 「ファイルの選択」から、保存した .data ファイルを選んで開く
  4. データが反映されたことを確認し、「保存データ読込」をクリックする
  5. 税目選択の画面に表示される「作成再開」をクリックする

国税庁のよくある質問には、このほか「保存データが読み込めない(エラーになる)」「Firefox で読み込めない」といった項目も用意されています。うまくいかないときは、その年分の「よくある質問」を確認するか、e-Tax・作成コーナーヘルプデスクに問い合わせましょう。

翌年は前年のデータを読み込んで入力を減らす

前年に作成コーナーで保存したデータがあれば、翌年の申告書を作るときに読み込めます。国税庁の案内では、税金の計算に影響のない項目を前年分から引き継げるとされています。手順は次のとおりです。

  1. 作成コーナーのトップページで「保存データを利用して作成」を選ぶ
  2. 過去の年分のデータを利用するメニューで「新規作成」を選ぶ
  3. 「ファイルの選択」から、前年に保存した .data ファイルを選んで開く
  4. データが反映されたことを確認し、「保存データ読込」をクリックする
  5. 読込内容を確認して「次へ」をクリックすると、本年分の作成画面が表示される

引き継がれるのは「税金の計算に影響のない項目」なので、収入や経費、控除の金額などはその年の書類をもとに入力するものと考えておきましょう。毎年の作業を少しでも減らすために、提出が終わったら最終版の .data を残しておくのがおすすめです。

保存データを失くさないための工夫

  • ファイル名と保存先を決めておく:「2026年分_確定申告.data」のように年分が分かる名前にして、確定申告の書類と同じフォルダに保存する
  • 提出後の最終版も保存する:翌年の「新規作成」で使えるのは、保存しておいたデータだけ
  • パソコンの買い替え前にコピーする:ダウンロードフォルダに置いたままだと、移行のときに忘れやすい。クラウドストレージに控えを置くなら、共有設定に注意する(クラウドストレージの選び方と共有の注意点)
  • 提出した申告書の控え(PDF)も別に保存する:.data は作成コーナーでしか開けないため、内容を見返すための PDF も残しておく

まとめ

  • 作成画面の下の「入力データを一時保存する」で、途中の入力を .data ファイルに保存できる
  • 続きは「保存データを利用して作成」→「作成再開」、翌年は同じメニューの「新規作成」で読み込む
  • 保存場所が分からなければ「*.data」で検索。ファイルを直接開くと壊れるおそれがあるので開かない
  • 提出後の最終版の .data と、申告書控えの PDF を年分ごとに保管しておくと翌年が楽になる

この記事は 2026年11月時点で公開されている国税庁「確定申告書等作成コーナー よくある質問」(令和7年分)にもとづく一般的な解説です。令和8年分の作成コーナーは画面や手順が変わることがあるため、実際の操作はその年分の「よくある質問」をご確認ください。

参考にした情報

この記事を書いた人:知るLab編集部

税金や制度に関する記事は、国税庁・各省庁・自治体などの公的情報をもとに作成し、参考にした情報源を記事内に記載しています。記事の作成には AI を補助的に活用しています。編集方針

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