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職務経歴書の書き方の基本|必須の項目・3つの書き方・未経験の職種に応募するときのアピール

この記事のポイント
  • 職務経歴書は、A4縦で1〜2枚程度に、これまでの職務の内容を自由な様式で詳しく書く書類
  • 必須は「標題」「氏名」「日付」「職務経歴」。ほかに資格・活かせる能力・自己PRなどを3〜6項目ほど選んで加える
  • 内容は応募先ごとに書き分ける。同じものの使い回しは適当でないとされている
  • 職歴が少ない・未経験の職種でも、アルバイト経験・訓練・勉強中の分野・意欲などでアピールできる

職務経歴書とは

ハローワーク(厚生労働省)の作成ガイド「職務経歴書」では、職務経歴書を、応募先企業に自分の職務経験や能力をアピールし、自分を売り込むための手段と位置づけています。履歴書とあわせて提出を求める企業が多くなっています。

作るときに押さえたい考え方として、ガイドでは次の点が挙げられています。

  • 目的は実務能力のアピール:「これまで〜の経歴があり、〜という実績をあげてきたので、応募先の仕事も遂行できる」という観点で書く
  • 応募先に応じて書く:採用の判断材料になるので、応募先が知りたいこと・求めていることに合わせる。同じ内容を複数の企業に使い回すのは適当でない
  • 履歴書より詳しく:履歴書をそのまま写すのではなく、書ききれなかった内容を補足して詳しく書く
  • 面接を想定する:面接では職務経歴書をもとに質問されることが多いので、どんな質問が来て、どう答えるかまで考えてまとめる

提出した内容と面接での受け答えが食い違わないよう、コピーを取っておき、面接の前に見直すことも勧められています。

書く項目

様式は自由ですが、ガイドでは冒頭の「標題」「氏名」「日付」と「職務経歴」は必須とされています。そのうえで、アピールできる項目を3〜6項目程度選んで加えるのが一般的です。

区分主な項目書き方のポイント
冒頭(必須)標題・日付・氏名「職務経歴書」を最上部中央に大きめに。日付は提出日で、履歴書と同じ日付にする
職務経歴(必須)期間・勤務先・事業内容・所属・役職・雇用形態・職務内容・実績会社名は「(株)」と略さず正式名称で。実績は可能なら数値で。正社員以外は雇用形態を( )書きで
経験・能力職歴概要(要約)・取得資格・パソコンスキル・活かせる能力など応募職種に関係するものを中心に
その他自己PR・志望動機・退職理由など退職理由は簡単に。前向きな表現を心がけ、前の会社の批判はしない

「職務経歴」の書き方は3種類から選ぶ

ガイドでは、職務経歴の書き方(記載スタイル)として次のものが紹介されています。迷ったら編年体式にするとよいとされています。

  • 編年体式:古い経歴から順に書く、一般的な方法
  • 逆編年体式:新しい経歴から順に書く方法
  • キャリア式:職歴が多いなどの場合に、仕事の内容の種類ごとに分けて、アピール力の高い順に並べる方法。時間の流れがわかりにくくなるので、時系列の「略歴」を別に付けるとわかりやすい

このほか、種類ごとに分けたうえで時系列に並べる、勤務先ごとに書くなどの「フリースタイル」もあります。

読みやすく仕上げるコツ

様式が自由なぶん、見やすさもアピールの要素になるとガイドでは説明されています。見やすい書類は「人にわかりやすく説明する力」の評価にもつながります。

  • A4縦の白い紙に、パソコンで横書きが一般的(手書きなら黒のボールペン等。鉛筆は不可)
  • 本文の文字は10.5〜12ポイント程度、フォントは統一。余白は十分に(特に左余白)
  • 見出しは太字・番号・【 】などでメリハリをつけ、箇条書きや表も使う
  • 職務経歴の文は短く、「〜を担当」「〜に従事」のような体言止めが基本。自己PR・志望動機はていねいな文体に
  • 年号は和暦か西暦に統一。専門用語には( )で説明を付ける
  • 書き終えたら読み返し、誤字・脱字を点検する

職歴が少ない人・未経験の職種に応募する人のアピール

ガイドでは、職務経歴や資格がなく実務能力に自信がない場合でも、次のような面からアピールできるとしています。

  1. 応募職種と関連するアルバイト経験
  2. 訓練・研修の経験
  3. 現在勉強中の分野
  4. 自分の性格・行動特性(積極性・粘り強さ・協調性・責任感など)
  5. 仕事への姿勢・意欲(どのようにがんばり、どう貢献したいか)
  6. 将来の目標・将来の可能性

職務経歴だけでは材料が少ないときは、社外の勉強会や、PTA・町内会・ボランティアなどの社会活動の中からアピールできる経験を探す方法も紹介されています。未経験の職種なら、求人票や応募先のホームページで求められていることを調べ、それに結びつく経験や勉強を具体的に書くのがポイントです。

職業訓練で学んだことも材料になります。公的な職業訓練についてはハロートレーニングで紹介しています。

作る前の準備:経歴の棚卸し

いきなり書き始めるより、先に材料を書き出しておくと整理しやすくなります。ガイドでは、勤務先ごとに「時期」「勤務先・会社概要」「所属・役職」「職務内容」「実績(どんな経過でどんな成果をあげたか)」を書き出し、そこから自分の能力・長所・強みを整理する手順が示されています。

強みが見つからないときは、仕事で「心がけたこと」「できるようになったこと」「頑張って乗り越えたこと」「ほめられたこと」などを思い出して書き出す方法が紹介されています。うまく書けない場合や作成後に不安がある場合は、ハローワークの窓口で相談できます。

まとめ

  • 職務経歴書は A4で1〜2枚程度。必須は標題・氏名・日付・職務経歴
  • 応募先が求めることに合わせて書き分け、実績はできるだけ具体的に
  • 職務経歴は編年体式・逆編年体式・キャリア式から選ぶ。迷ったら編年体式
  • 職歴が少なくても、アルバイト・訓練・勉強中の分野・意欲などでアピールできる

転職活動の進め方は20代の転職エージェントの選び方、退職の伝え方は退職の伝え方も参考にしてください。

この記事は 2026年11月時点で公開されているハローワーク(厚生労働省)の作成ガイド「職務経歴書」(2020年5月版)にもとづく一般的な解説です。応募先から様式や枚数の指定がある場合は、その指定に従ってください。

参考にした情報

この記事を書いた人:知るLab編集部

税金や制度に関する記事は、国税庁・各省庁・自治体などの公的情報をもとに作成し、参考にした情報源を記事内に記載しています。記事の作成には AI を補助的に活用しています。編集方針

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